situation プロジェクトの経緯
コロナ禍でフルリモート対応となったプロジェクト。
お客様と会えない状況で営業支援と業務効率化のシステムを提供するという、
ISI史上初の案件だった。
Problem クライアント企業の課題
社員もお客様も増えた。
ありがたいけど、そのかわりに…
- 100人を超える営業部隊。誰が何をやっているのか管理できない!
- たくさんいるお客様。商談やプロジェクトの進捗が把握できない!
課題を聞いたときの印象
営業支援システムの導入でよくある課題です。この手の依頼をされるクライアント企業の特徴は情報をExcelで管理しているということ。Excelは便利な一方、使い方が個人に依存するため組織が大きいほど情報の一元管理が難しいんですよね。これまで何度も経験したタイプの依頼だったので大変だとは感じませんでした。強いて言うなら、クライアント企業が過去に経験のない業界だったこと。業務フローを把握するまでに時間がかかりましたね。
SUGGESTION ISIの提案
進捗情報をカンタン管理
営業支援システムの構築
具体的なメリットをイメージしてもらうためにサンプルのシステムを制作。実際に触れてもらうことでシステム化の意義をお伝えしました。業務量は想定よりも膨らみましたが、納品後の認識のズレを防ぐためには間違いなく必要だったと思います。
レポートの自動化
管理者の集計時間の削減に
使いなれたExcelの方がシステムで分析するよりも融通がきいて便利という意見がお客様から出ました。お客様の意見も理解できるけれどシステムで一元管理して分析する方が総合的なメリットは大きいのは明らか。理解してもらうための議論はついつい熱くなりましたね。
苦労の末に
生み出した結果
営業データを蓄積
売上アップに貢献へ
商談の進捗状況に加えて顧客がどんな判断基準を持っているかなどのデータを蓄積できるため、成約率をはじめとする数字の向上が見込めるんです。成果の集計はまだ先ですが、契約延長をいただいている事実から、効果を実感してもらえているのではないかと思っています。
リソースは“本業”に全集中
営業部隊のバックアップを
営業担当の業務報告ならびにその管理をするマネージャーの労力削減に成功しました。空いたリソースを他の業務に充てられるようになったため、より効率的で高精度な営業体制の構築が可能に。売上を上げるという“本業”に集中してもらうためのバックアップを担ったんです。
RECRUIT
Comment プロジェクトを振り返って
リモートの壁を乗り越えた。
初回のアポイントから契約、納品、運用まで全てリモートで完結したプロジェクトはこれがISI史上初でした。システムの使い方のレクチャーやお客様の業務内容の把握などを画面越しで行うのは想像以上に難しかったですね…。それを乗り越えることができ、無事に完遂できたのは自分にとってもISIにとっても貴重な経験だったと思います。